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flying disc radioのWebマガジン

馬々の記

約 2 分

日本語

普段歌詞は日本語で書くことがほとんどですが、英語で書くときがあると改めて日本語はメロディに乗せるのが難しい言語だなと感じます。

自分にとって英語は滑らかに流れていくような言葉で、日本語は角張っていてはっきりしています。

英語だと作った曲がほとんど変わらないまま歌詞が当てはめられるのに、日本語を曲に乗せると歌詞に引っ張られてメロディやリズムが変化していってしまいます。

日本語は英語のように単語同士を滑らかに繋ごうとすると上手くいかないことが多いからだろうと思います。

かくかくした日本語はメロディに乗せて歌うときにも、英語より難しいのではないかと思います。

以前英語圏の有名なバンドが日本語で歌っているのを聴きましたが音痴に聞こえました。
流れるようにメロディに寄り添ってくれない日本語は歌う時にも一苦労するのだと思います。

そんな頑固な日本語で歌詞を書くのは大変ですが、英語の歌とは違った特徴が出て来るので楽しみながら試行錯誤しています。

About The Author

Satomimagae
1989年生まれ。
東京を中心に音楽活動をするソロアーティスト。
2017年に3枚目のアルバム「Kemri」をリリース。

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