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flying disc radioのWebマガジン

アクリル絵の具を溶きながら

約 2 分

図画工作

10月は娘の幼稚園のイベントが盛りだくさんであった。遠足、運動会(途中雨が降ったので2日に分けて開催)、ハロウィンパーティなどなど。

だいたいイベントの次の日はお疲れ休みという謎の代休が多く、家で過ごす時間が多かった。

3歳児の元気な娘は、外で遊ばせるのが1番なのだが、雨だと一日中2人きりで朝から寝かしつけるまで遊ばなければいけない。
昼寝はもうしないし、一人遊びはあまりしない。
つまり、た、い、へ、ん!!

というわけで、土砂降りの代休日はひたすら図画工作に没頭する事にした。

2人でせっせとプラスチック粘土でアクセサリーパーツを作ったり、プラ板でブローチを作ったりした。作り方動画を何度も見ながらせっせと作る。

出来た出来たと喜んで作ったは良いが、まだ午前中だったりする。
おかーさんあそぼ〜!と5秒毎に言われるので、また違うことを提案しなければ、そうだ、お絵描きだ。

絵の具やパステルを出して2人で絵を描いた。
絵を描き始めると、私の方が集中してしまう。
さらに、うっかり誰にも話しかけて欲しくないモードに入ってしまう。
娘がやんややんやと話しかけてくるとイライラしてしまい、これはいかんと思い中断。(娘はとっくに飽きている)

そう、私は絵描きなので絵を描くことは大好きなのだが、工作が幼い頃からとても苦手。
小学校の図工で作った凧揚げの凧は、私のだけ飛ばなかった苦い思い出がある。

そんな私が今、娘を喜ばせようとせっせと工作をしている。
さらに幼稚園の入園グッズを手作りしてきてね、という苦行があったため、苦手な裁縫もするようになった。

そのおかげで簡単なバッグがそこそこに作れたり、アクセサリーパーツで自分のピアスなどが作れるようになったのだ。
もう少し練習して出来の良いものを作りたいなと思うまでになり、私自身、ちょっぴり成長した気がしたのであった。
とはいえ長い道のり。
のんびり娘と図画工作を楽しもうと思う。

About The Author

Junko Kawashima
伊豆大島出身。
美術短大在学中よりイラストレーターとして活動。
CDジャケット、雑誌、文庫本表紙、壁画、アパレル系など
様々なイラストを手がける。
初の個展はアメリカのノースカロライナ州。
その後香港やマレーシアなど様々な場所で作品の発表を続け、
現在は子育てをしながら絵本を制作中。

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