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flying disc radioのWebマガジン

散歩グラフィー ~第八回 沖縄編②~

約 4 分

FLYING DISC RADIO SHIBUYA

イベントのお知らせ★ 2018年10月13日(土)16時〜22時 場所は「サウンドシステムやゆとりのあるスペースが好評の「EN-SOF TOKYO」」さんにて開催します。 どうぞ、お気軽にお越しください。
FLYING DISC RADIO SHIBUYA

沖縄旅行の3日目は「コーヒーシャープ ララミー 」からスタート。

ジュークボックスでムッシュかまやつなどを聞きながら珈琲をいただく。
お父さんとお母さんがやっていたお店を改装して始めたというララミーは、オシャレだけど昔ながらな感じもする、イカした喫茶店。

「コーヒーシャープ ララミー 」
沖縄県那覇市寄宮153-3 安里ビル1階
http://laramie-coffeeshop.blogspot.com

ムッシュかまやつ「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」

ところで沖縄を歩いていると、いい感じの手書きの看板がよく目につく。

色あせ具合とかモチーフとか、アジアや中南米なんかのノリもちょっとあったり。

この勝手にやってます感が落ち着く。

そんなわけで「ララミー」からのんびり歩いて、大学時代の同級生がやっているという古本屋を探して、栄町市場へ。

アポなしで行くのが面白いだろうと連絡もしてなかったので、最初どこにあるのかわからなかったけど、お腹減って市場でソーキそば食べて、そのお店の人に場所を教えてもらう。

そんで行ってみたら、会えた。

まさか沖縄で古本屋さんの副店長やってるとは改めて驚いたなあ。
そして隣のベビー服のお店のおばちゃんが店番をするとのことで、市場にある小さな珈琲スタンドに連れてってもらい色々話したり。
15年ぶりくらいだけども、話すとあんま時間がたった感じがしなかった。
隣の店の人が店番やってくれる感じもゆるくて良かったな。

そしてお父さんが沖縄の伝統文化の「音」を録音している人で、最近出た久高島の「イザイホー」というCDを買った。
今度東京でトークショーをやるから、もし会えたらその時にまた会いましょう、ということでお別れ。

「宮里小書店」
沖縄県那覇市安里 388

2泊しか出来なかったけど、ギュっと詰まった旅だった。

そして3ヶ月後の6月、東京、千駄木。

宮里小書店の店長で、沖縄の伝統文化の音を録音し続けている宮里千里さんのトークショーを聞きに「古書ほうろう」へ。
副店長にもまた会えたし、他にも大学の同級生や同級生の弟とお母さん(本人はいない)にも会ったり、不思議な感じ。

宮里小書店で買った「イザイホー」は、久高島というところで女性だけで行われる祭事で、1978年のこの録音を最後に今はもう行われていないらしい。
女の人、というより妖怪とか妖精みたいな不思議な声のハーモニーで、ヤバい音。

オープンリールのデッキで色んな場所で録音した音を聞きながら、それにまつわるお話の数々はすごく面白い。
音だけ聞いていると普通の人は立ち入れない儀式の神聖な感じや、東南アジア的な異国の感じもするけど、エピソードを色々聞くと、もっと身近な生活の中のことのようにも思えるし。

代々伝えられて来た祈りの言葉が書いてある紙を、もう引き継ぐ人いないからあげるって言われて貰ったとか。
家々を廻るような行事の音は、子どもたちの声とか入ってて楽しい感じだったり。
千里さんの話しぶりや人柄が面白いのと、何より市役所で働きながらこんな音を録音して廻っていたっていうのがすごい。

そしてデンスケで録音された音って好きだな。
僕も学生の頃使ったことあるけど、あれで録音した音は、まだ耳の中で思い出せるものがいくつかある。

「古書ほうろう」
東京都文京区千駄木3-25-5
http://horo.bz

というわけで、今回は沖縄から音楽に誘われて東京千駄木までの旅になった。

今回訪れた場所の地図

https://drive.google.com/open?id=1U6f3hrEjfZ8fi3Vem17o-Dvvi2ErPCgP&usp=sharing

About The Author

Kazunobu Akifusa
グラフィックデザインを中心に、映像、音楽、DJ、工作のワークショップ、フレデリック・パカ研究家などアレコレ。
音楽は秋福音とマルシア・ガルケスという二つのグループで、DJはAsufikAという名前で、Tokyo Obscure WavesというNew Waveイベントで主にやってます。
散歩と旅行と自転車、ふらふらすることを好む。

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